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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻11号

1988年11月発行

文献概要

連載 眼科図譜・269

脈絡膜生検を行った悪性リンパ腫によるぶどう膜炎の1例

著者: 立川晶子1 志水一夫1 宇山昌延1 山本起義2 泉春暁3

所属機関: 1関西医科大学眼科学教室 2市立岸和田市民病院 3関西医科大学病院中検病理部

ページ範囲:P.1208 - P.1209

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 緒言 悪性リンパ腫は原因不明のぶどう膜炎として眼内に初発することがある1-4).従来は,組織学的証明は眼球摘出や死後の病理解剖でしか行われなかったが,近年,硝子体,前房水の細胞診1)や経強膜的生検3)によって確定診断され,放射線療法が行われるようになった.今回,我々は悪性リンパ腫によるぶどう膜炎が疑われた症例に経強膜的脈絡膜生検を行って診断を確定し,放射線療法によって腫瘍の消褪を見たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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