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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻12号

1988年12月発行

臨床報告

トラベクロトミー術後の隅角所見の経時変化

著者: 谷原秀信1 永田誠1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院眼科

ページ範囲:P.1333 - P.1335

文献概要

 トラベクロトミー術後の隅角所見の経時変化につき検討した.術後4日〜2週の隅角鏡検査によると虹彩前癒着は術後4日以内に完成されており,それ以降の進行は軽度である.血液逆流は術直後は38%に認めたが急激に減少し,10%前後に落ち着く.したがって隅角所見の基本パターンは術直後には完成されており,裂隙の再閉鎖現象の進行や色素沈着の二次的な修飾をうけると考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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