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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻2号

1988年02月発行

文献概要

特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (1) 学術展示

日和見病原菌としてのBranhamella catarrhalis眼感染症

著者: 大石正夫1 大桃明子1 田沢博1 坂上富士男1 本山まり子1

所属機関: 1新潟大学

ページ範囲:P.142 - P.143

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 緒言 Branhamella catarrhalis (B catarrhalis)は上気道のnormal floraとみなされて,その病原性ならびに同定に関してあまり注意が払われなかった.近年,主として慢性の下気道呼吸器感染症の原因菌として注目され,その重要性が指摘されている1).呼吸器以外にも全身の各臓器感染症の原因菌として検討されている.
 眼科領域におけるB catarrhalisについてはこれまで二,三の報告2〜4)がみられるが,系統的に検討したものはない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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