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特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (1)
学術展示
文献概要
緒言 1974年,Khanら1)により,小児の髄膜炎と肺炎から,ベータラクタマーゼによるインフルエンザ菌のABPC耐性株の出現が世界で初めて報告された.以来,ベータラクタマーゼによる本菌の耐性について,いくつかの報告が他科でみられているが2),結膜から分離されたヘモフィルス属(Haemophilus influen-zae,およびH.aegiptius)についてのベータラクタマーゼ産生能と薬剤耐性についてはよく知られていない.そこで,今回我々は,Haemophilus属による結膜炎の性別,年齢分布,季節性などを調べるとともに,結膜から分離された本菌株のベータラクタマーゼ産生率を調べ,同時にその薬剤感受性について検討を行った.
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