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特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (1) 学術展示
ステロイド非投与による実質型角膜ヘルペスの予後消炎後の角膜後遺症の検討
著者: 北川和子1 山村敏明1 佐々木一之1
所属機関: 1金沢医科大学
ページ範囲:P.148 - P.149
文献購入ページに移動対象 は1980年より1986年までの7年間に金沢医科大学病院を受診した実質型角膜ヘルペス患者であり,内訳は男性31例,女性13例,平均年齢は48歳で,病型別分類では実質性角膜炎29例,円板状角膜炎9例,混合感染例6例であった.治療内容は抗ウイルス剤,散瞳剤の点眼が主体であり,一部の症例で消炎剤(pranoprofen)点眼,レバミゾール内服,アシクロビル点滴静注等を併用したが,いずれの症例でもステロイド剤は局所,全身ともに全く投与はしなかった.また必要に応じ,抗生物質の投与を行った.
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