文献詳細
文献概要
連載 眼の組織・病理アトラス・16
虹彩の構造
著者: 岩崎雅行1 猪俣孟1
所属機関: 1九州大学
ページ範囲:P.176 - P.177
文献購入ページに移動虹彩の表面には,虹彩紋理と呼ばれる隆起や溝,小窩などが多数存在する.瞳孔縁から1.5〜3mmの虹彩前面に捲縮輪という不規則な輪状隆起があり,それより瞳孔側を小虹彩輪,毛様体側を大虹彩輪と呼ぶ.小虹彩輪には放射状の,大虹彩輪には輪状の紋理が多い(図1).虹彩裏面は比較的なめらかだが,周辺部には規則的で細かい輪状溝が見られる.
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