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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻2号

1988年02月発行

文献概要

Group discussion

糖尿病性網膜症

著者: 福田雅俊1

所属機関: 1琉球大

ページ範囲:P.191 - P.193

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1.糖尿病性網膜症とHbA1値との相関について
    船津英陽・早川和久・北野滋彦・溝渕京子          荻原葉子・堀 貞夫(東大) 1年以上経過を観察し得た糖尿病患者446名(892眼)のHbA1値の変動と網膜症の病期(福田分類)変化を比較検討し,HbA1高値(9.0%以上)群では有意に網膜症が多く,低値群では有意に網膜症のないものが多いこと,HbA1値の変動のある群は網膜症病期の変動も有意に多いこと,HbAl値の平均9.53%を境に網膜症の悪化例が増加することなどを知り,今後の網膜症管理にはHbA1値も考慮する必要があるとした.
 新見勝彦(保健衛生大),別所建夫(松山赤十字),福田全克(大阪大)の質疑があった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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