icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻3号

1988年03月発行

文献概要

特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (2) 学術展示

緑内障における網膜神経線維層欠損の観察 早期診断に対する有用性について

著者: 竹田明1 勝島晴美1 竹田眞1

所属機関: 1札幌医科大学

ページ範囲:P.262 - P.263

文献購入ページに移動
 緒言 緑内障は進行性失明疾患であり,早期診断早期治療が必要となる.1973年Hoyt1)は,緑内障眼において,網膜神経線維層(RNFL)欠損をred freefilterを用いて撮影し,その評価を行い判定基準を報告している.岩田2,3)は眼底色素の多い東洋人では,focusの合せやすいカラー撮影でも十分観察できることを発見し,stereoscopeを用い緑内障の極早期の繊細な変化をとらえている.我々も岩田の方法によりRNFLの欠損を観察し緑内障の極早期診断における有用性を検討してみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?