icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻3号

1988年03月発行

文献概要

特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (2) 学術展示

滲出性眼底病変を主徴とする眼サルコイドーシスの臨床像

著者: 大原國俊1 宮澤敦子1 大久保彰1 龍井哲夫1

所属機関: 1自治医科大学

ページ範囲:P.276 - P.277

文献購入ページに移動
 緒言 サルコイドーシスの典型的な眼底病変は静脈系を主とする散在性の網膜血管周囲炎と蝋様網脈絡膜滲出斑であり1),広範な滲出性眼底病変を呈することは稀であるが,我々は強度の滲出性眼底病変を呈する4例を経過した.2例はCoats病を思わせる病像を呈し,3症例には両側肺門部リンパ節腫張(BHL)を認めなかったが,経気管支肺生検(TBLB)でサルコイドーシスと診断した.サルコイドーシス診断と治療上で注意すべき臨床像と考えられるので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら