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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻4号

1988年04月発行

文献概要

特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (3) 学会原著

高齢者網膜剥離の特徴 (1)網膜裂孔

著者: 谷原秀信1 沖波聡1 丹尾知子2 小川奈保子2 荻野誠周3

所属機関: 1天理よろづ相談所病院 2京都大学 3愛知医科大学

ページ範囲:P.343 - P.346

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 65歳以上の高齢者網膜剥離543例552眼について次のような特徴を明らかにした.(1)弁状裂孔と黄斑裂孔が高頻度であった.(2)網膜裂孔の位置は10:3:3:1で耳上側に偏在していた.(3)裂孔の種類にかかわらず無水晶体眼を約20%に認め,高年齢になるほど高頻度であった.(4)黄斑裂孔を21%に認めたことより,全体では女性および変性近視・高度近視の頻度が高かった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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