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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻4号

1988年04月発行

臨床報告

レーザー虹彩切開術後に進行した網膜前黄斑線維症の1症例

著者: 大竹弘子1 小椋祐一郎1

所属機関: 1京都大学

ページ範囲:P.425 - P.427

文献概要

(1)アルゴンレーザーとYAGレーザーの併用による虹彩切開術後,網膜前黄斑線維症が進行した閉塞隅角緑内障の一症例を報告した.(2)硝子体手術により網膜前線維膜は除去され,視力・変視症は改善したが,術中所見で虹彩切開部位の後方の硝子体内に多数のアルゴンレーザー虹彩切開術の際に虹彩上皮細胞あるいは実質細胞が硝子体内に散布され,増殖を起こして網膜前黄斑線維症に至ったものと推察された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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