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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻5号

1988年05月発行

特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (4)

学会原著

大腸腺腫症に合併する網膜色素上皮肥大

著者: 岡本寧一1 江木東昇1 高柳芳記1 井上治郎1 岩間毅夫2 金沢理昭2 三島好雄3

所属機関: 1医療法人社団済安堂井上眼科病院 2財団法人佐々木研究所附属杏雲堂病院外科 3東京医科歯科大学医学部第2外科

ページ範囲:P.465 - P.468

文献概要

 家族性大腸腺腫症(ポリポージス)は大腸に多数の腺腫ができる疾患で,これに軟部腫瘍等を合併するものをGardner症候群という.1980年にBlairらがGardner症候群に網膜色素上皮肥大を合併することを初めて報告した.我々は家族性大腸腺腫症19例について眼科的精査を行い,内9例に彼らと同様の色素上皮肥大と思われる色素斑を認めた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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