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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻5号

1988年05月発行

文献概要

特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (4) 学術展示

円錐角膜患者の性格の特徴について

著者: 安本京子1 宮本裕子1 福田昌彦1 西田輝夫1 大鳥利文1 米虫節夫2

所属機関: 1近畿大学医学部眼科学 2近畿大学農学部農芸化学科

ページ範囲:P.546 - P.547

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 緒言 円錐角膜は慢性で進行性の角膜疾患であるが,その病因はいまだ不明である1).円錐角膜患者は,他の角膜疾患の患者に比し特徴ある性格を有することを外来でしばしば実感する.患者の性格を知ることは,疾患の管理上きわめて大切であるのみならず,本疾患の病態解明の糸口を与える可能性もあると考えられる.円錐角膜の性格的傾向を明らかにするために矢田部-Guilford性格検査(Y-Gテスト)および絵画欲求不満テスト(P-Fスタディ)を行い,屈折異常のない正常対照群との差異について統計学的検討を加えたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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