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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻6号

1988年06月発行

文献概要

特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (5) 学術展示

内服による螢光眼底撮影検査の小児眼底疾患への適用

著者: 枩田亨二1 田中尚子1 荘野忠朗2 三木徳彦3

所属機関: 1大阪市立小児保健センター眼科 2大阪医科大学眼科 3大阪市立大学眼科

ページ範囲:P.696 - P.697

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 緒言 螢光眼底検査は眼底疾患の鑑別診断に不可欠なものとなってきた.しかし,小児では静脈内注射を行いながら眼底撮影を行うことは困難なため,施行する症例はどうしても限られる.これに対し,フルオレセイン内服による方法を用いれば,より多くの小児例に適用できるように思われる.すでに内服による螢光眼底撮影検査の有用性に関してはいくつか報告があるが,これまでの検討は主に成人を対象としており,多数例の小児での報告はない.著者らは,大阪市立小児保健センター眼科における小児例での施行状況,その有用性および副作用について検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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