文献詳細
文献概要
Group discussion
色覚異常
著者: 深見嘉一郎1
所属機関: 1福井医大
ページ範囲:P.740 - P.743
文献購入ページに移動1.先天性赤縁色覚異常の程度と早期視細胞電位
○田辺久芳(福井県立病院)・花崎秀敏(金沢大学)・田辺譲二 先天性赤緑色覚異常の程度を社会適性判定基準(馬嶋)に従って分類し,異常の程度と早期視細胞電位(ERP)との相関について検討した.
ERPの100nmでの振幅(V600)に対する460nmでの振幅(V460)の比(V460/V600)を指標とすると,protanとdeutanを互いに区別することができた.protanの3群(弱度,中等度,強度)あるいはdeutanの4群(微度,弱度,中等度,強度)の間には,V460/V600の平均値に有意差を認めなかった.protanの3群の間とdeutanの4群の間にはV460の平均値に有意差を認めなかった.
○田辺久芳(福井県立病院)・花崎秀敏(金沢大学)・田辺譲二 先天性赤緑色覚異常の程度を社会適性判定基準(馬嶋)に従って分類し,異常の程度と早期視細胞電位(ERP)との相関について検討した.
ERPの100nmでの振幅(V600)に対する460nmでの振幅(V460)の比(V460/V600)を指標とすると,protanとdeutanを互いに区別することができた.protanの3群(弱度,中等度,強度)あるいはdeutanの4群(微度,弱度,中等度,強度)の間には,V460/V600の平均値に有意差を認めなかった.protanの3群の間とdeutanの4群の間にはV460の平均値に有意差を認めなかった.
掲載誌情報