icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻7号

1988年07月発行

特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (6)

学会原著

黄斑部病変のglareについて

著者: 筑田真1 田中寧1 渡名喜勝1 大沢みゆき1 小原喜隆1

所属機関: 1獨協医科大学越谷眼科

ページ範囲:P.807 - P.810

文献概要

 Titmus-Optical社製,Miller-Nadlerglare testerを用い,黄斑部に病変のある疾患の% glare disabilityについて検討した.
 視力良好例でも,% glare disabilityが高値を示す例があった.罹病期間と% glare disabilityは相関しなかった.光凝固は% glare disabilityを低値にする傾向があった.
 中心性網膜症では,全例に暗点は残存したが,視力の変動と% glare disabilityはほぼ相関した.変視症と自覚症状の程度と% glare disabilityは相関する傾向があった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら