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文献概要
特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (6) 学会原著
成人の心因性視力障害
著者: 今井済夫1 芝崎喜久男1
所属機関: 1小諸厚生総合病院眼科
ページ範囲:P.815 - P.817
文献購入ページに移動1)成大の心因性視力障害6例を報告した.
2)現実からの逃避傾向の見られたもの3例,失明に対する恐怖が原因となったもの1例,詐病が疑われたが各種検査で診断できたもの1例,原因は不明であったが経過より心因性視力障害と診断したもの1例であった.
3)治療は眼鏡・コンタクトを処方し経過をみているもの2例,ビタミン剤投与したもの1例,精神科で治療をうけたもの1例,精査により異常にないことを示したもの2例であった.
4)疾患・詐病・心因性視力障害の鑑別は困難であるが,十分に検査していく必要がある.
5)説明のできない視力障害をみたら,成人においても本疾患を念頭において精査していく必要がある.他疾患の経過中に急に視力障害がおきたときも本疾患を考慮する必要がある.
2)現実からの逃避傾向の見られたもの3例,失明に対する恐怖が原因となったもの1例,詐病が疑われたが各種検査で診断できたもの1例,原因は不明であったが経過より心因性視力障害と診断したもの1例であった.
3)治療は眼鏡・コンタクトを処方し経過をみているもの2例,ビタミン剤投与したもの1例,精神科で治療をうけたもの1例,精査により異常にないことを示したもの2例であった.
4)疾患・詐病・心因性視力障害の鑑別は困難であるが,十分に検査していく必要がある.
5)説明のできない視力障害をみたら,成人においても本疾患を念頭において精査していく必要がある.他疾患の経過中に急に視力障害がおきたときも本疾患を考慮する必要がある.
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