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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻7号

1988年07月発行

文献概要

特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (6) 学術展示

白内障眼の視力評価法の検討Glareとの関連について

著者: 柴田崇志1 中泉裕子1 中沢益枝1 水野敏博1

所属機関: 1金沢医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.830 - P.831

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 緒言 今日の人工水晶体(以下IOLと略)挿入術を含む白内障手術の進歩は,その手術適応時期についても,従来の概念を大きく変えている.これに伴い白内障の診断にも最近ではさまざまな新しい検査法が導入されている.細隙灯下の観察所見,標準視力測定法による視力などが,白内障の進行を評価する基本的手段であることは,今も変わりはないが,通常の視力検査結果が必ずしも白内障眼の視機能低下を正当に評価しないことは,日常臨床でしばしば経験するところである.白内障患者の視力を通常の視力測定法の他に,補助的視力評価法をも加味して再評価してみたので以下にその結果を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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