icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻7号

1988年07月発行

文献概要

特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (6) 学術展示

汎網膜光凝固無効の糖尿病性網膜症に対すAdditional Photocoagulationの効果と限界

著者: 益山芳正1 児玉芳知1 松浦義史1 児玉芳久1 澤田惇1 原田一道2

所属機関: 1宮崎医大眼科 2宮崎中央眼科病院

ページ範囲:P.842 - P.843

文献購入ページに移動
 目的 増殖期初期の糖尿病性網膜症に汎網膜光凝固(PRP)を施行することにより重度の眼合併症の発生頻度は著しく減少している.しかしながら,時に通常のPRP施行後も網膜症が鎮静化せず増殖性変化へ進行し,対応に苦慮する場合がある.このようなPRP無効の重症例に対してはさらにadditionalphotocoagulation (AP)を追加することが推奨されている1,2).今回,PRP無効例でAPが施行された症例について調べ,非常に多量の光凝固を実施することの有効性と限界について検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?