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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻7号

1988年07月発行

文献概要

特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (6) 学術展示

多変量解析による強度近視眼白内障術後視力予後に関する検討

著者: 太田俊彦1 江本一郎1 村上晶1 安田尚美1 田村頼子1 藤木慶子1 金井淳1 中島章1 樺沢一之2

所属機関: 1順天堂大学医学部眼科 2順天堂大学中央電算機室

ページ範囲:P.846 - P.847

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 目的 強度近視眼においては網膜脈絡膜萎縮を合併しやすく,また,白内障の時は,術前詳細な眼底所見を得ることができないために,白内障術後の視力予後を推定することは困難とされている.このような症例において,術前に捉え得る種々の所見により,術後の視力予後をある程度推定しうることができれば,患者にとっても医師にとっても有益であると思われる.今回我々は,数量化理論第I類と重回帰分析により,強度近視眼の白内障術後の視力に影響する要因の解析ならびに術後視力の推定のための重回帰モデルを試作した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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