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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻7号

1988年07月発行

特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (6)

学術展示

上下斜視手術の効果について上下直筋の手術量と手術効果に関する統計学的検討

著者: 出口美智子1 横山連1 川浪佳代1 上畑晃司2 枩田亨二3 田中尚子3

所属機関: 1大阪市立大学眼科 2和泉市立病院 3大阪市立小児保健センター

ページ範囲:P.854 - P.855

文献概要

 緒言 これまで,われわれは水平斜視手術における手術量と手術効果は,原点を通らない直線関係にあることを証明し1,2),その回帰直線から導きだした定量式に基づいて手術を施行し良好な結果を得た3,4).一方,上下斜視手術における上下直筋の手術では,症例ごとの効果のばらつきが大きく,良好な手術結果を得るための定量式に関する報告5,6)は少ない.そこで今回は上下斜視における上下直筋の手術量と手術効果の関係について,水平斜視の場合と同様の観点から統計学的に分析し,術式ごとの手術効果を比較するとともに,定量式を求めることを目的として検討を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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