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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻10号

1989年09月発行

文献概要

特集 眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 外来における診断のポイント—私はこうしている 主訴からみた疾患

視野狭窄

著者: 根木昭1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院

ページ範囲:P.1453 - P.1458

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 視野欠損は,光受容器である視細胞から,後頭葉視中枢へ至る視路のどの部位の障害によっても生じるが,網膜局所からの投射は規則的な走行をとるため,各障害部位によって特徴的な視野異常を呈し,視野からその責任病巣を推定することができる(図1)。
 以下,まず視路の障害と視野異常についてのキーポイントを概略し,次いで視野欠損をみた場合の診断手順を述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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