icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻10号

1989年09月発行

特集 眼科外来診療マニュアル—私はこうしている

外来における診断のポイント—私はこうしている 主訴からみた疾患

色覚異常

著者: 岡島修1

所属機関: 1三楽病院眼科

ページ範囲:P.1478 - P.1479

文献概要

 色覚異常は先天異常と後天異常とに分けられる。前者は大部分が赤緑異常で,X染色体劣性型の遺伝型式をとる。後者は網脈絡膜疾患,視神経疾患に伴って発現し,青黄異常となることが多い。
 これらの検査には,目的に応じて色覚検査表・色相配列器・アノマロスコープ等種々の検査器具が用いられる。従って色覚異常を正確に診断するためには,それぞれの器具の使用目的とその限界の正しい認識が必要である。また特に先天異常では,進学時の問題点や遺伝など,異常者の疑問にできるだけ答えることも眼科医の責務である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら