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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻10号

1989年09月発行

文献概要

特集 眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 外来診療のポイント—私はこうしている 所見からみた疾患

硝子体異常

著者: 柳田和夫1

所属機関: 1静岡済生会総合病院眼科

ページ範囲:P.1551 - P.1553

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 硝子体は眼球容積の60-66%を占めている透明組織で,容積は約3.9ml,重量は3.9gである。その99%が水であり,約1%が固形成分にすぎない。かかる硝子体は,種々の生理的役割を果すと共に,さまざまな疾患と密接に関連している。
 元来透明である硝子体に見られる混濁の原因として,硝子体そのものに原因がある場合と,その周囲にある組織,つまり,水晶体,毛様体,脈絡膜,網膜の疾患が原因で,続発性に硝子体が混濁する場合がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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