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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻10号

1989年09月発行

文献概要

特集 眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 集学的治療に必要な他科の知識

高血圧症—いま,内科では

著者: 伊東康1 藤田敏郎1

所属機関: 1東京大学医学部第4内科

ページ範囲:P.1642 - P.1644

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 高血圧診療において眼科的検査,特に眼底検査は高血圧の重症度を知る上で必須のものであり,また視力障害を主訴に眼科を受診し初めて高血圧性眼底すなわち高血圧を見いだされる者も少なくない。そこで本稿では日常診療において高血圧患者を診る場合の要点を1988年に発表された米国合同委員会の高血圧の発見,診断および治療に関する報告を参考にまとめる。さらに,高血圧緊急症の一つであり,眼底所見が診断に重要である悪性高血圧について述べることとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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