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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻11号

1989年10月発行

文献概要

臨床報告

化学療法が奏効した悪性リンパ腫による視神経浸潤

著者: 矢野真知子1 橋場のり子1 堀越昇2 明石巧3 赤星隆幸4

所属機関: 1癌研究会附属病院眼科 2癌研究会附属病院化学療法科 3癌研究会附属病院病理部 4東京大学医学部眼科

ページ範囲:P.1673 - P.1676

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 61歳男性の両眼に悪性リンパ腫による視神経浸潤が発症した。化学療法により眼底所見は著明に改善したが,全身状態悪化により6ヵ月後死亡した。剖検により全身リンパ節,肝臓,脾臓,消化管,中枢神経系ではくも膜下腔,硬膜への浸潤が認められ,両眼の眼窩内視神経への浸潤が確認された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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