文献詳細
連載 眼科図譜・280
文献概要
緒言 水晶体後面の一部が円錐状または丘状に突出したものは,posterior lenticonusと名づけられ,比較的まれな疾患である。本症は,Meyer1)がはじめて人眼で発見し,日本でも河本2)が報告して以来注目されるようになった。
現在までの報告は主として,病理組織検索が主であったが,今回我々は,posterior lenticonusの1症例に対してspecular microscopeと水晶体専用cone lensを組合わせ,後部円錐水晶体の生体観察を試みたので報告する。
現在までの報告は主として,病理組織検索が主であったが,今回我々は,posterior lenticonusの1症例に対してspecular microscopeと水晶体専用cone lensを組合わせ,後部円錐水晶体の生体観察を試みたので報告する。
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