icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻12号

1989年11月発行

文献概要

連載 眼科図譜・280

後部円錐水晶体の生体観察

著者: 石綿丈嗣1 矢田浩二1 永野幸一1 藤原隆明1

所属機関: 1杏林大学医学部眼科

ページ範囲:P.1796 - P.1797

文献購入ページに移動
 緒言 水晶体後面の一部が円錐状または丘状に突出したものは,posterior lenticonusと名づけられ,比較的まれな疾患である。本症は,Meyer1)がはじめて人眼で発見し,日本でも河本2)が報告して以来注目されるようになった。
 現在までの報告は主として,病理組織検索が主であったが,今回我々は,posterior lenticonusの1症例に対してspecular microscopeと水晶体専用cone lensを組合わせ,後部円錐水晶体の生体観察を試みたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?