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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻12号

1989年11月発行

文献概要

臨床報告

結膜下眼球破裂

著者: 白木美香1 水谷聡1 勝安彦1 荻野誠周1

所属機関: 1愛知医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1813 - P.1817

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 鈍的外傷による結膜下眼球破裂5例のうち,結膜を通して容易に観察される輪部近傍の破裂の1例を除くと,外眼筋より後方の破裂4例の診断は受傷後10日から17日,平均13日を要していた。眼球組織の鈍的傷害のため視力予後はもともと良いものではないと考えられるものの,受傷後早期に診断がなされるべきである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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