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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻12号

1989年11月発行

文献概要

臨床報告

新しい上強膜静脈圧測定装置の使用経験

著者: 三浦昌生1 小紫裕介1 竹村美保1 近藤武久1 小椋祐一郎2

所属機関: 1神戸市立中央市民病院眼科 2京都大学医学部眼科

ページ範囲:P.1835 - P.1838

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 EYETECH社製Episcleral Venoma-nometerを用いて正常者5名10眼の上強膜静脈圧を測定した。結果は,上強膜上脈圧:8.05±0.85mmHg,眼圧:15.3±1.1mmHg,眼圧と上強膜静脈圧の差:7.25±1.60mmHg,(mean±SD),であった。また,甲状腺機能亢進症により眼球突出と上強膜静脈圧の上昇を来し,緑内障を発症したと考えられる74歳の症例を経験した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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