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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(1)1988年9月 東京 学会原著
Terson症候群の4例
著者: 太田眞理子1 藤原英理子1 河野剛也1 三木徳彦1 鈴木俊久2 得能永夫2 宮川秀樹2
所属機関: 1大阪市立大学医学部眼科 2多根病院脳神経外科
ページ範囲:P.151 - P.154
文献購入ページに移動硝子体出血は約3ヵ月後にはロート状後部硝子体剥離をきたし,硝子体手術の予後は比較的良好であった。両眼視力障害例では硝子体手術による視力回復と共に,精神症状の改善とリハビリによる機能回復が促進された。この様な症例には出血の自然吸収を待たずに後部硝子体剥離が生じた以降で,より早期の手術が必要と考える。
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