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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(1)1988年9月 東京 学術展示
Aモード及びBモード法による眼内レンズ手術用眼軸長計測
著者: 田中泰雄1
所属機関: 1東北労災病院眼科
ページ範囲:P.210 - P.211
文献購入ページに移動 目的 眼内レンズ挿入手術における術前のAモードによる超音波眼軸長測定については,時として納得できかねる値が提示される事も稀にではあるが経験させられる。術前の眼軸長測定は眼内レンズ挿入手術には必須のものと理解されているが,その信頼性と共に簡便性をも要求され,この相反する要求を満たすべく,各種の機器が改良され使用に供されている。これらの機種のほとんどはAモード測定法によっており,その情報から計測線と視線の適中度を推断するのは容易ではない。
著者は,より情報量の多いBモード測定法による眼軸長測定の妥当性を検討するため,106眼についてAモード,Bモード矢状断,Bモード横断像の三通りの眼軸長測定法について検討を試みた。
著者は,より情報量の多いBモード測定法による眼軸長測定の妥当性を検討するため,106眼についてAモード,Bモード矢状断,Bモード横断像の三通りの眼軸長測定法について検討を試みた。
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