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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(1)1988年9月 東京 学術展示
白内障術後の水庖性角膜症の発生について
著者: 田中正信1 松田司2 下村嘉一2 濱野孝2 真鍋禮三2 細谷比佐志3 木下渥 原二郎4 湖崎弘
所属機関: 1市立堺病院眼科 2大阪大学医学部眼科 3国立大阪病院眼科 4近畿中央病院眼科
ページ範囲:P.232 - P.233
文献購入ページに移動対象 症例の内訳は,単独白内障摘出術後に水疱性角膜症が生じたもの,ずなわちAphakic Bullous Ker-atopathy (以下ABK)が44例54眼,眼内レンズ挿入後に水疱性角膜症が生じてきたもの,すなわちPseudophakic Bullous Keratopathy (以下PBK)が11例11眼であった。PBKにおいては,虹彩支持型レンズが6眼,前房レンズが3眼,後房レンズが2眼に挿入されていた。男女比は,男性31例,女性24例であった。
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