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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(2)1988年9月 東京 学会原著
桐沢—浦山型ぶどう膜炎におけるウイルス粒子の検索
著者: 井上博1 臼井正彦1 長谷見通子1 高村健太郎1 関文治1 市側稔博1
所属機関: 1東京医科大学眼科
ページ範囲:P.307 - P.311
文献購入ページに移動1.3症例にウイルス様粒子が,1症例に水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の形態学的特徴である細片状のcoreを有するウイルス粒子が観察された。
2.これらのウイルス粒子は,眼内ウイルス抗体率やウイルス抗原の検索によりVZVであることが確認された。
3.抗ウイルス薬(アシクロビル)が投与されている症例のウイルス粒子の検出は,試料採取までの期間が短く,発症から投与までの期間が長く,かつ総投与量が少ないものほど可能であった。
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