icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻4号

1989年04月発行

文献概要

特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(3)1988年9月 東京 学会原著

家族性大腸腺腫症にみられる網膜色素上皮異常

著者: 向野利彦1 猪俣孟1 飯田三雄2 伊藤英明3 壬生隆一3

所属機関: 1九州大学医学部眼科 2九州大学医学部第2内科 3九州大学医学部第1外科

ページ範囲:P.507 - P.510

文献購入ページに移動
 家族性大腸腺腫症16例の臨床的検討を行い,13例に網膜色素上皮肥大を認めた。また他に,脱色素斑,色素上皮剥離,眼底色素のむらなどの網膜色素上皮の異常が多くみられた。さらに25歳女性の剖検眼球において,組織学的に広範な網膜色素上皮の異常がみられた。
 家族性大腸腺腫症では,網膜色素上皮肥大のほかに,広範な網膜色素上皮の異常が随伴する可能性が示された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら