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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(3)1988年9月 東京 学会原著
家族性大腸腺腫症にみられた先天性網膜色素上皮肥大について
著者: 町田拓幸1 渡邉郁緒1 土屋政仁2 馬場正三2
所属機関: 1浜松医科大学眼科 2浜松医科大学第2外科
ページ範囲:P.511 - P.514
文献購入ページに移動眼底に色素が出現すると予測される疾患を除く一般眼科患者1,984名のprospectiveな調査で6例(0.3%)に色素斑を認め,5例は周辺部の点状色素斑,1例は赤道部付近の比較的大きな色素斑であった。
これらの結果から,網膜色素異常をFACのmarkerとしてスクリーニングを行った場合の敏感度は0.87,特異度は0.997と計算された。後極寄りの大きな病変で楕円形のものはFACにかなり特異的であると思われた。
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