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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(3)1988年9月 東京 学術展示
シリコンチューブによる経網膜裂孔的網膜下液排除法
著者: 前田耕志1 照林宏文1 赤木好男1
所属機関: 1京都府立医科大学眼科
ページ範囲:P.586 - P.587
文献購入ページに移動方法 Grieshaber社製cannulated extrusion nee—dle (図1,以下本器具と略す)を用いた。本器具は外径20ゲージの先端を持つステンレス製支持部とその内部で移動する外径0.64mm内径0.31 mmのシリコンチューブよりなり,チューブは18mmまで伸展可能である。チューブの伸縮はチューブと連結している支持部本体のノブを示指にてスライドさせることにより行う。ノブには排気孔が設けられ示指にて排気孔を閉鎖すれば吸引装置使用により能動的吸引が可能となり,排気孔を開放すればチューブ末端は大気圧と等圧となるため眼内液空気同時置換が行える。今回はC3(症例1)およびD1(症例2)のPVR 2症例を手術対象とした。
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