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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(3)1988年9月 東京 学術展示
外傷性眼内炎初期の硝子体所見
著者: 三島弘1 村上純子1 三島博子1 森川康行1 大鳥利文1
所属機関: 1近畿大学医学部眼科
ページ範囲:P.600 - P.601
文献購入ページに移動症例 3歳,男児。初診:1988年3月18日。主訴:眼痛,発赤。現病歴:1988年3月17日夜,ドライバーで右眼を突き翌日近医を受診し角膜穿孔,虹彩脱出を指摘され当科を紹介され受診した。既往歴・家族歴:特記すべきことなし。初診時所見:視力は右0.01(矯正不能),左1.0。右眼角膜の4時から5時にかけて,角膜輪部より2mmの部に虹彩脱出を伴う穿孔創を認めた。前房は消失し,中間透光体,眼底は透見不能だった。左眼は異常なし。
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