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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻4号

1989年04月発行

文献概要

特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(3)1988年9月 東京 学術展示

牽引性網膜剥離に対する強膜バックルと冷凍術による治療経験—7年間の経過観察

著者: 戸塚清一1 谷野洸2 瀬川雄三1

所属機関: 1信州大学医学部眼科 2関東逓信病院眼科

ページ範囲:P.604 - P.605

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 緒言 近年,穿孔性眼外傷の治療に硝子体手術が行われるようになってきた。一方,眼内組織に及ぼす影響が少ない,従来からの強膜バックル法の重要性も依然として大きい。それでは,両治療法の選択の境界はどこにあるのだろうか。ここに,眼内鉄片異物の症例で,異物除去後暫くして生じた巨大裂孔を伴う網膜剥離に対し,強膜バックル及び冷凍術で対処した1症例の7年間の経過につき報告する。
 症例 32歳男性。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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