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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(3)1988年9月 東京 学術展示
小児の水晶体偏位症例の視力予後
著者: 山元由利恵1 辻岐代子1 栗原史江1 田中尚子1 枩田亨二2 湖崎克3
所属機関: 1大阪市立小児保健センター眼科 2伊豆病院眼科 3湖崎眼科
ページ範囲:P.610 - P.611
文献購入ページに移動対象 当科において5年以上屈折矯正により視機能管理を行った,他の器質的眼疾患を合併しない水晶体偏位症例18例36眼(男8例,女10例)である。初診時年齢は2歳〜8歳(平均5.0歳),経過観察期間は5年〜16年(平均8.9年),水晶体偏位の病型の内訳は孤発例2例,家族発生例4例,Marfan症候群12例である。なお,屈折矯正の方法は,散瞳下での他覚的屈折値を検影法により有水晶体部および無水晶体部について求め,自然瞳孔下で視力矯正を行い,自覚的に使用しやすい方を選択させて眼鏡矯正を行った。
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