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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻4号

1989年04月発行

文献概要

特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(3)1988年9月 東京 学術展示

成人の虹彩にみられたJuvenile xanthogranulomaの1例

著者: 小関義之1 荻野公嗣1 赤星隆幸1 堀貞夫2 谷島輝雄3

所属機関: 1東京大学医学部眼科 2東京女子医大糖尿病センター 3日比谷眼科

ページ範囲:P.614 - P.615

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 緒言 Juvenile xanthogranuloma (以下JXG)は,乳幼児の皮膚にみられる疾患で,多くは自然消退する良性病変である。皮膚病変がある場合,生検によって診断は容易に確定する。稀に虹彩のみに見られることもある。また成人に発症した場合,診断は困難となり,眼球摘出された例もある。今回,我々はJXGが成人の虹彩に限局して生じた症例を経験したので報告する。
 症例 27歳,男性

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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