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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(4)1988年9月 東京 学会原著
全層角膜再移植例の術後成績
著者: 柳英愛1 金井淳1 村上晶1 南修一郎1 山口達夫1 中島章1
所属機関: 1順天堂大学医学部眼科
ページ範囲:P.751 - P.754
文献購入ページに移動再移植後の手術成績低下要因として,再移植時の血管侵入,虹彩前癒着の存在,緑内障の併発,他の手術の併用等があった。
免疫抑制剤ミゾリビンを26眼中23眼に内服投与し,透明治癒率を検討し,1963年より1981年までのミゾリビン導入前の再移植例75眼の透明治癒率と比較した。ミゾリビン投与例の透明治癒率は74%,ミゾリビン導入前の透明治癒率は40%であり,ミゾリビン投与により有意に高い透明治癒率が得られた。
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