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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻5号

1989年05月発行

特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(4)1988年9月 東京

学術展示

黄斑部のacute posterior multifocal placoid pigment epitheliopathy

著者: 吉岡久春1 久布白公子1 中村周平

所属機関: 1久留米大学医学部眼科

ページ範囲:P.800 - P.801

文献概要

 緒言 1968年Gassが初めて報告したacute pos-terior multifocal placoid pigment epitheliopathy (以下APMPPE)はよく知られた疾患であるが,このAPMPPEの黄斑部型はGass1)およびYoungら2)の各々1例の簡単な記載があるのみである。われわれも黄斑部に限局した大きい孤立性のAPMPPEと思われる症例を経験し,新知見を見出したので報告する。
 症例 22歳,男子。初診1984年8月24日。主訴は右眼の中心暗点,家族歴,既往歴に特記すべきことなし。現病歴:1984年8月15日,風邪をひいたあと急に右眼の中心暗点を来し,8月17日中村眼科受診,右眼の視神経が侵されているといわれ,内服薬を処方された。その後中心暗点,視力改善なきため久留米大学眼科を紹介され来院された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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