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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻5号

1989年05月発行

文献概要

特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(4)1988年9月 東京 学術展示

肋骨圧迫骨折により生じたPurtscher病の1例

著者: 横山寿光1 北原ゆみ子1 竹下武義1 岡和田紀昭2

所属機関: 1板橋中央総合病院眼科 2新松戸中央病院眼科

ページ範囲:P.808 - P.809

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 緒言 介達性の外傷性網膜血管症は,いわゆるPur—tscher病と呼ばれ,ほぼ両眼性に発症する。本疾患の予後については,一般に良好であり,治療せずとも眼底病変は3〜4ヵ月で消失するといわれ,Gass1)によれば病変が黄斑部に進展する例は少ないという。今回われわれは片眼に典型的なPurtscher病の像を呈したが他眼は,何らかの栓子が疑われ黄斑変性,視神経萎縮を残し,予後不良であった症例を経験したので報告する。
 症例 60歳,男性,土木作業員。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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