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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(4)1988年9月 東京 学術展示
アルドース還元酵素阻害剤Statilの虹彩血管透過性亢進に対する効果
著者: 照林宏文1 赤木好男1 高橋幸男1 辻俊明1 横井則彦1
所属機関: 1京都府立医科大学眼科
ページ範囲:P.818 - P.819
文献購入ページに移動方法 生後3週齢(体重50g)のSprague-Dewley系雄ラット90匹を使用し,以下の3群に分けた。正常群:正常食餌で飼育する群。ガラクトース群:25%ガラクトース食餌で飼育する群。ARI群:25%ガラクトース食餌にアルドース還元酵素阻害剤の Statil(ICI)を0.046%加えた食餌で飼育する群。食餌開始1,2ヵ月の時点で尾静脈より0.05mlのフルオレセインを注入し,前眼部螢光血管撮影を行った。食餌開始後1,2,3,5ヵ月の時点では虹彩血管透過性をHRP,(Sigma, TypeⅡ)の透過性により組織学的に検索した。
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