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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(5)1988年9月 東京 学会原著
後天色覚異常におけるパネルD−15テストの限界—先天赤緑異常に視神経疾患を合併した症例について
著者: 野地潤1 岡部高雄1 神立敦1 環龍太郎1 北原健二1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学眼科
ページ範囲:P.939 - P.942
文献購入ページに移動PD−15では,1例はpass,4例は赤緑異常を呈し,いずれも青黄異常軸の混同はなく,分光感度測定で示された青錐体系の障害は反映されなかった。
先天色覚異常に後天色覚異常を合併した場合には,後天色覚異常のタイプ判定は不可能であり,また,PD−15のみで後天色覚異常のタイプを判定することには問題があると考察した。
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