icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻6号

1989年06月発行

文献概要

特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(5)1988年9月 東京 学術展示

らい病患者に発生した急性両眼性高度線維性虹彩毛様体炎

著者: 張由美1 葉則祥1 楊智雄1

所属機関: 1国立陽明医學院榮民総医院眼科

ページ範囲:P.984 - P.985

文献購入ページに移動
 緒言 ぶどう膜炎はらい病患者における失明になる主な原因の一つである。らい病にみられるぶどう膜炎は主に前部ぶどう膜に及ぶ,慢性で菌が直接侵かす型ならびに高度線維性虹彩毛様体炎を呈する急性型である1)。そのうち,前者はより多くみられる。有効な薬品の出現により,らい病は現在特定地区以外にかなり減っているが,典型的な急性両眼性高度線維性虹彩毛様体炎を経験し,貴重な症例と思われたので報告する。
 症例:65歳,男性。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら