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Report from Overseas
漿液性中心性脈絡網膜症に対するargon laser光凝固の臨床効果及び螢光眼底造影所見の変化
著者: 頼盛輝1 李辰1
所属機関: 1曁南大学医学院眼科
ページ範囲:P.1047 - P.1051
文献購入ページに移動漿液性中心性脈絡網膜症(idiopathic central ser-ous chorioretinopathy,以下ICSC)は過去20年の間に,中国においても目立ってふえてきた眼病の一種である。1960年代以来螢光眼底血管造影術が導入されて,これによって本病の脈絡毛細血管の透過性亢進,網膜下漿液貯留・網膜色素上皮あるいは神経上皮剥離及び螢光漏出点などの新しい所見が発見され,本病の発病機序及び治療方法の研究にはなはだ意義ある貢献をした1)。
最近レーザー光凝固を応用して螢光漏出点を閉鎖する治療方法は,単純の薬物療法のみに頼る過去の療法に比して,より良好な効果をあげうると一般に公認され,すでに数少なくない研究報告がされている2-4)。
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