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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻7号

1989年07月発行

文献概要

特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(6)1988年9月 東京 学術展示

神経網膜炎様所見を呈した神経皮膚黒色症の1例

著者: 金井光1 湯田兼次1 田中直樹2

所属機関: 1横浜市立大学医学部眼科 2横浜市立大学脳神経外科

ページ範囲:P.1106 - P.1107

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 緒言 神経皮膚黒色症は,皮膚及び軟膜を含めた中枢神経系の色素細胞が同時に原発性に増殖する一つの母斑症と考えられる先天性の疾患で,1861年Rokitan-skyの報告以来これまでに約50例,本邦では確認できた範囲で11例の報告しかない稀な疾患である。われわれは両側眼底に乳頭浮腫,星芒状白斑を認め,神経網膜様所見を呈した本症の1例を経験した。この様な報告は今まで見られず,貴重な症例と考えられたので報告する。
 症例 4歳男子。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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