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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻7号

1989年07月発行

文献概要

特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(6)1988年9月 東京 学術展示

偏心固視と誤診した頭蓋咽頭腫

著者: 八重康夫1 山本佐知1 中塚和夫1 山之内夘一1

所属機関: 1大分医大眼科

ページ範囲:P.1108 - P.1109

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 緒言 頭蓋咽頭腫は,小児脳腫瘍の中では神経膠腫,髄芽腫に次いで多く,多彩な眼症状を呈すことで知られている。
 今回我々は,強度遠視と偏心固視弱視の診断を下し治療を開始するも,その治療効果に疑問を抱いたことが契機となり頭蓋咽頭腫を発見した。本症例の確定診断がなぜ遅れたかは興味ある内容なのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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