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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻7号

1989年07月発行

特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(6)1988年9月 東京

学術展示

Bilateral big blind spot syndromeの1例

著者: 古野久美子1 若倉雅登1 宮田幹夫1 湯田兼次2

所属機関: 1北里大学医学部眼科 2横浜市立大学医学部眼科

ページ範囲:P.1130 - P.1131

文献概要

 緒言 Miller1)やFletcherら2)は,脳圧亢進の見られない片眼性巨大盲斑をbig blind spot syndromeと称して報告している。今回我々は,上記報告例とは異なり巨大盲斑で両眼性に発症し,視神経乳頭周囲に比較的境界鮮明な色変わり所見を呈した症例を経験した。本例は診断に苦慮したが,約4年後に興味深い知見が得られたので報告する。
 症例 33歳,女性。既往歴,家族歴には特記すべきことはなし。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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